Windows 11のアップデートを永久に止めるには?
「面倒なアップデートをもう見たくない!」そんなお悩みのあなたには、ちょっとだけ手間をかける必要があります。Microsoftはアップデートを推奨していますが、仕事中に突然の再起動が入ると困りますよね?設定から簡単に停止できるわけではなく、システムの微調整が必要です。少しの手間はかかりますが、その分ストレスが減るかもしれません。ただし、その代わりにセキュリティパッチは自分で管理する必要がありますので、注意してくださいね。
まずはサービス管理コンソールにアクセス
最初に「サービス管理コンソール」へアクセスしましょう。Windowsキー + Rを押して、「services.msc
」と入力し、Enterを押します。これでバックグラウンドで動いているすべてのサービス一覧が表示されます。スクロールして、「Windows Update」を探してください。これがアップデートの出入り口の役割を果たしているサービスです。ここからカギを取り上げてやりましょう。
Windows Updateを見つける
サービス一覧の中から「Windows Update」を探します。背景サービスの数によっては少しスクロールが必要ですが、一般的にはリストの中ほどにあります。このサービスは自動的に更新を確認・インストールし続けるので、もうこれを停止させたいところです。
サービス設定の変更
「Windows Update」を右クリックして「プロパティ」を選びます。「起動タイプ」のドロップダウンメニューから「無効」に設定します。これだけでWindowsに「アップデートの自動確認は不要」と伝えることができます。もしサービスが稼働中なら停止ボタンをクリックし、その後「適用」と「OK」を押して変更を確定させてください。これで次回再起動時も無効状態を維持できるはずです。
バックグラウンドのアップデート処理を止める
設定変更後は、念のために何かしつこく動いているアップデート関連のプロセスがないか確認しましょう。Ctrl + Shift + Escを押してタスクマネージャーを開き、「プロセス」タブを見ます。svchost.exe
などのアップデート関連のプロセスがあれば、それらを選択して終了させてください。これで完全にアップデートが勝手に走ることを防げます。
グループポリシーエディタを使ったより確実な方法
もう一歩踏み込んで設定したい場合は、「グループポリシーエディタ」が役立ちます。Windowsキー + Rを押し、「gpedit.msc
」と入力してEnterを押しましょう。次に、コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windows コンポーネント > Windows Updateをたどります。そこにある「自動更新の構成」をダブルクリックし、「無効」に設定してください。これでアップデートの自動実行をより堅牢にブロックできます。
最後の仕上げ
これらの手順を終えれば、あなたのWindows 11は自動的にアップデートをダウンロード・インストールしなくなります。ただし、これにはリスクも伴います。セキュリティ更新を自分でこまめに確認し、適用することをお忘れなく。システムを安全に保つための自己管理が求められます。
アップデートなしでシステムを安定させるためのヒント
- まずはバックアップをしっかりと取ること。何かあったときの保険です。
- 重要なパッチは一時的にでも再度有効にして、適用するのも良いでしょう。
- 信頼できるアンチウイルスを導入し、安全対策を万全に。
- アップデートを無視し続けるとパフォーマンス低下や不具合の原因になることもあります。
- 必要なソフトウェアの重要なアップデートは手動で管理し、システムの安全性を確保しましょう。
Windows 11のアップデートを無効にするよくある質問
なぜアップデートを完全に止めたいのか?
一部のユーザーはシステムのコントロールをもっと持ちたいだけです。突発的な再起動や特定のソフトとの互換性問題が、作業を妨げることもありますからね。
設定を変えてしまったけど、元に戻せるの?
もちろんです。サービス一覧に戻って、設定をもとに戻すだけです。簡単に復元できます。
アップデートを止め続けると遅くなるの?
長期的には、アップデートをしないとパフォーマンスの低下やバグの温床になりやすいです。手動で定期的に確認・適用するのがおすすめです。
アップデート停止は安全なの?
セキュリティに気を付けていれば問題ありませんが、重要なパッチを逃すリスクは高まります。自己責任で行いましょう。
どのくらいの頻度でアップデートを確認すればいい?
月に一度を目安に確認するのがバランス良いです。自動更新に頼らず、健康な状態を保つためです。
Windows 11のアップデートを無効にするクイックチェックリスト
- サービス管理コンソールを開く: Windows + Rを押し、「
services.msc
」を入力。 - 「Windows Update」を見つけて選択。
- 右クリックして「プロパティ」へ進み、「起動タイプ」を無効に設定。
- もし実行中なら停止して、変更を保存。
- 次に、グループポリシーエディタを開く: Windows + R →
gpedit.msc
。 - 「自動更新の構成」設定を見つけて、無効に変更。
これで、永遠のアップデート地獄から解放される一歩になれば幸いです。