Windows 11のスタートメニューを左側に配置するのは、以前は少し手間がかかることもありましたが、実は操作自体はとても簡単です。クリックする場所さえわかってしまえば、あっという間です。基本的には設定のタスクバーの配置を変えるだけなのですが、Microsoftは少しわかりづらい場所に隠しているので、見つけるまで少し戸惑うかもしれませんね。
Windows 11のスタートメニューを左側に移動する方法
もし中央に表示されるスタートメニューが気に入らない、または慣れ親しんだ配置に戻したい場合は、こちらの手順で簡単に左側に動かすことができます。環境によっては設定を変更した瞬間から反映されることもありますが、そうでない場合は数回の操作やエクスプローラーの再起動が必要になることもあります。
ステップ1:設定を開く
まずは設定アプリを開きましょう。スタートボタンをクリック(通常は中央寄りになっていますが、既に移動していなければ中央です)し、歯車アイコンをクリックするだけです。それが面倒な場合は、キーボードの Windowsキー + I を押すのも便利です。スタートメニューから「設定」と検索して直接開くことも可能です。
ステップ2:個人用設定を選択
設定画面では、個人用設定を選択します。ここではWindowsの見た目や使用感を調整でき、色やテーマ、スタートメニューの位置もここで設定します。一部のインストール環境ではこのメニューが少し重く感じることもありますが、根気よく待ってみましょう。
ステップ3:タスクバーを選択
次に、タスクバーの項目をクリックします。これは画面下部にあるアイコンやスタートボタンが並ぶバーのことです。いまやデスクトップカスタマイズの要の場所ですね。
ステップ4:タスクバーの動作設定を開く
少しスクロールして、「タスクバーの動作」をクリックします。場合によっては、ここにあるセクションを展開するための矢印が表示されていることもあります。ここで設定次第で、アイコンやメニューの位置を変更できます。
ステップ5:タスクバーの配置を変更する
ここが一番のポイントです:タスクバーの配置(英語では「Taskbar alignment」)というドロップダウンリストがあります。デフォルトは中央になっているはずです。これを左に変更すれば、スタートメニューも左側に寄ります。実は、Windowsのアップデートによっては一時的に反映されないこともあるため、その場合はWindowsエクスプローラーの再起動やPCの再起動で解消されることもあります。
注意: これはあくまでタスクバーのアイコンやスタートボタンの位置だけを変更するもので、デスクトップのアイコン配置には影響しません。また、設定によっては何度か再起動やエクスプローラーの再起動が必要となることもあります。
Windows 11のスタートメニューを左側に移動するためのコツ
- まずはタスクバーの動作の設定セクションにきちんとアクセスしているか確認しましょう。設定画面がスクロールしすぎて迷子にならないように注意です。
- 一部のビルドでは設定がグレーアウトされていたり、正常に動作しない場合もありますが、その場合はWindowsのアップデートを行えば改善されることがあります。
- 設定を変更してもタスクバーが動かないときは、タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)を開き、「
Windows Explorer
」を見つけて右クリックし、「再起動」を選択すると改善することがあります。 - この操作は見た目だけの変更であり、スタートメニューの動作には影響しません。あくまで配置だけが変わる点に注意しましょう。
- また、ついでに他のタスクバー設定—例えばラベルの非表示やアイコンサイズの調整など—isnthesameメニュー内ですので、いろいろ触ってみるのも良いでしょう。
よくある質問
スタートメニューを中央に戻すことはできますか?
もちろんです。手順は同じで、左の代わりに中央を選ぶだけです。いろいろ試しているときには特に便利ですね。
タスクバーの配置を変えるとデスクトップのアイコンも動きますか?
いいえ、スタートボタンやピン留めしているアプリの位置だけが変わるだけです。デスクトップのアイコンはそのままです。
スタートメニューの表示内容やレイアウトもカスタマイズできますか?
もちろんです。設定 > 個人用設定 > スタートから、表示したいフォルダや最近使ったアプリ、レコメンドを設定できます。ピン留めやアンピン、レイアウト変更、提案表示のオン・オフも可能です。
それでも設定が反映されない場合や壊してしまったときはどうすればよいですか?
一度PCを再起動したり、個人設定をリセットしてみると良いでしょう。どうしても動かない場合は、グループポリシーやレジストリの編集といった上級操作もありますが、通常は設定の見直しだけで対応可能です。
まとめ
- 設定を開く
- 個人用設定に進む
- タスクバーを選択
- タスクバーの動作を開く
- タスクバーの配置を左に設定
これで少しでも誰かの作業が楽になれば幸いです。Windows 11のタスクバー配置変更はそれほど難しくありませんが、Microsoftの仕様変更により少し面倒になっているのも事実です。もし設定がすぐに反映されなくても、再起動やエクスプローラーの再起動を試してみてください。ちょっと面倒かもしれませんが、その後はデスクトップの見慣れた配置になり、操作も快適になりますよ。