Windows 11で面倒なValorantのセキュアブートエラーを解消しよう
Windows 11でValorantを起動しようとしたときに「セキュアブート」関連のエラーに悩まされていませんか?これは決して珍しいことではありません。基本的に、セキュアブートはUEFIに組み込まれたセキュリティ機能で、信頼できるソフトだけが起動時にロードされるように守っています。これが有効になっていないと、Valorantがエラーを連発して「プレイできません」と表示されることもあります。でも安心してください。BIOSやUEFIの設定をちょっと触るだけで簡単に解決できる場合がほとんどです。
こちらでは、セキュアブートを有効にして、スムーズにゲームに戻るための手順をわかりやすく解説します。
BIOS/UEFIへの入り方
まず、パソコンを再起動しましょう。起動時に特定のキーを連打することでBIOS画面に入れます。一般的にはF2、F10、DEL、またはESCキーです。ただ、メーカーやモデルによって異なるので、不安なときは「PCの機種名 BIOS 起動」などで検索してみてください。正しいキーを押すと、謎の画面に突入しますが、これはみんな違います。デザインがシンプルなものもあれば、90年代からタイムスリップしてきたような古臭いものもあります。
そこから探すのは、Boot(ブート)や Security(セキュリティ)のタブです。場合によっては、「高速起動(Fast Boot)」を無効にしたり、「CSM(互換サポートモジュール)」を切り替えたりしないとアクセスできないこともあります。
セキュアブート設定の場所
次に、そのメニュー内の< strong>Bootまたは< strong>Securityのセクションへ進みます。ここが少しややこしいところです:“Secure Boot”が直接表示されていないこともあります。その場合は、「Secure Boot Control」や「認証(Authentication)」の設定内に隠れていることも。違いはこうです:
- もし、「Secure Boot」がグレーアウトしていて選択不可なら、BIOS設定をLegacyからUEFIモードに切り替える必要があります。設定項目はBoot ModeやBoot Priorityにあります。
焦らず、セキュリティや起動制御に関係しそうな設定を探してみてください。最初は少しわかりにくいかもしれませんが、諦めずに調べてみると見つかります。
Secure Bootを有効にする
いよいよ本番です。Secure Bootの設定を見つけたら、その状態を「無効(Disabled)」から「有効(Enabled)」に切り替えます。これはスイッチ一つで済む場合がほとんどですが、古いBIOSを使っていて設定が制限されている場合は、まずBoot ModeをLegacyからUEFIに変更する必要があります。さらに、以下の点に注意してください:
- MBR形式のディスクをGPT形式に変換しないといけない場合があります。これはコマンドプロンプトを管理者権限で開き、
mbr2gpt /convert
を実行すればOKです。 - 一部のBIOSでは、Secure Bootを一旦オフにしてから設定を変更し、その後再度オンにする必要があります。
設定後は忘れず保存しましょう。通常は<kbd>F10キーを押すか、「保存して終了(Save & Exit)」を選択しますが、必ず確認を。設定を保存しないと、変更が反映されませんからね。二度手間にならないように気をつけてください。
Windows 11に再起動
すべてうまくいけば、再起動後はSecure Bootが有効になった状態でWindows 11に入ります。確認は、Windows + Rを押して「ファイル名を指定して実行」からmsinfo32
と入力し、「システム情報」の中のSecure Boot State(セキュアブートの状態)を見てください。「有効(On)」と表示されていればOKです。
設定変更には再起動を複数回要する場合もあります。焦らず順番に対応していきましょう。
Valorantを起動してみよう
最後に、Valorantを起動しましょう。セキュアブートを有効にしたことで問題なく動作すれば、「あの面倒なエラー」が解消されてゲームが始められるはずです。もしまだダメな場合は、もう一度BIOSに入り、「セキュアブート」が有効になっているか確認を。ベンダーのサポートページなども併せて確認し、BIOSの最新アップデートがあるなら適用すると安心です。
これで準備万端。まるで遊び場に守衛さんを置いたかのように、不審者をシャットアウトして、Valorantがスムーズに起動できる環境が整います。セキュアブートをオンにして、思う存分ゲームを楽しんでください!