Windows 11でSMB1を有効にするには
Windows 11でSMB1を有効にするのはそんなに難しいことではありません。でも、設定をちょこっといじる必要があって、まるで麦の中から針を探すような感覚になるかも。基本的にはコントロールパネルを開いて、該当するスイッチをオンにしてから再起動すればOKです。これができると、古いデバイスやレガシーシステムと接続する際に心強い味方になります。
コントロールパネルへのアクセス方法
まずは「コントロールパネル」を開きましょう。スタートメニュー横の検索バーに「コントロールパネル」と入力するか、ショートカットが好きならWin + Rキーを押して、control
と入力してエンター。ちょっと上級者向けには、設定 > アプリ > オプションの機能経由もありますが、昔ながらのコントロールパネルが一番簡単です。
適切な項目の見つけ方
コントロールパネルに入ったら、「プログラム」セクションに進み、プログラムと機能をクリックします。左側のリストからWindowsの機能のON/OFFを見つけてください。ちょっとしたコツですが、ファイル名にoptionalfeatures
と入力して、Win + RのRunダイアログを使えば、作業がスピーディーになります。
SMB1サポートの有効化
次に、長いリストの中から「SMB 1.0 / CIFS ファイル共有サポート」を探します。見つけにくい場合は、プラス記号(+)や矢印をクリックして展開しましょう。チェックボックスにチェックを入れてから< strong>OKをクリック。Windowsが設定を反映するまで少し待ちます(環境によっては少し時間がかかることも)。特に古いNAS(ネットワーク接続型ストレージ)に接続する場合には必須です。
再起動を忘れずに
「OK」を押したら、必ずPCを再起動してください。すぐ再起動したい場合は、表示される「今すぐ再起動」オプションを選択するか、手動で再起動しましょう。再起動しないと、設定が反映されず苦労することになりかねません。
PowerShellを使う方法(勇者向け)
ちょっと冒険したい方は、PowerShellを使うのもアリです。スタートメニューを右クリックし、「Windows Terminal (管理者)」または「PowerShell (管理者)」を選びます。そこに次のコマンドを入力してください:
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName "SMB1Protocol" -All
このコマンドを実行したら、必ず再起動が必要です。あと、オフにしたいときは次のコマンドを使います:
Disable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName "SMB1Protocol"
なぜ今もSMB1が必要なのか?
- 重要なデータは設定前にバックアップを取るのが鉄則です。念には念を入れましょう。
- SMB1はセキュリティ上の脆弱性が指摘されているため、できるだけ使わないことが推奨されます。特に怪しいネットワークに接続している場合は注意が必要です。
- Windows 11が最新のパッチでアップデートされていることを確認してください。設定の設定 > Windows Updateからチェックできます。
- もし代替手段があるなら、SMB1よりもSMB3などの新しいバージョンを使うのが賢明です。
- 定期的にSMB1が有効になっているか確認しましょう。アップデートによって無効になることもあるからです。
よくある質問
そもそもSMB1って何?
SMB1、正式にはServer Message Block バージョン1は、古いシステム間でファイルやプリンタ、その他の共有資源をやり取りするための仕組みです。昔は便利だったけれど、今ではあちこちにセキュリティの問題も指摘されています。
SMB1を有効にしても安全ですか?
基本的にはあまりお勧めできません。脆弱性が多く存在するため、どうしても必要な場合を除いて無理に使うのは控えるのが無難です。
もう不要になったSMB1を無効にしたいときはどうすれば?
簡単です。先ほどの「Windowsの機能」リストに戻り、「SMB 1.0 / CIFS ファイル共有サポート」のチェックを外して、「OK」をクリック。あとは再起動すれば完了です。PowerShellコマンドを使って無効にすることもできます。
もしSMB1が見つからない場合はどうすれば?
それはお使いのWindowsバージョンが古い機能を隠している可能性があります。アップデート後にそうなることもあるので、以下のPowerShellコマンドで確認してください:
Get-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName "SMB1Protocol"
もしオフになっている場合は、そのコマンドで有効化できます。ただし、システムが最新の状態であることを確認してくださいね。
SMB1を有効にすると動作が遅くなる?
それほど気にする必要はありません。性能への影響はほとんど感じないかもしれませんが、やはり新しいバージョンと比べると少し遅いです。それに、セキュリティ面の懸念も頭に入れておきましょう。
まとめのポイント
- コントロールパネルを開くか、「Run > control」を使います。
- 「プログラム > Windowsの機能のON/OFF」に進みます。
- 「SMB 1.0 / CIFS ファイル共有サポート」を見つけてチェックを入れます。
- 最後に< strong>OKを押して、PCを再起動しましょう。
SMB1の有効化は、古い機器との連携とセキュリティのバランスを考える必要があります。システムを最新の状態に保ち、設定は定期的に見直すことで、安心して使い続けられるでしょう。どうしても古いデバイスと接続しなければならないときは、安全第一で操作してください。これが作業時間の短縮やトラブル回避に役立つはずです!