Windows 11であなたのRAMがDDR3かDDR4かを確認する方法
自分のPCのRAMがDDR3なのかDDR4なのかを調べるのは意外と面倒に感じることもありますが、実はとても役立つ情報です。特にアップグレードを考えているときやパフォーマンスの問題に直面したときには特に便利です。幸い、難しい専門知識がなくても、いくつかの方法で簡単に確認できます。
まずはタスクマネージャーを使ってみよう
まずはWindowsに標準搭載されているタスクマネージャーを開きましょう。そのまま何も追加のツールは必要ありません。Ctrl + Shift + Escを押すだけで簡単に開きます。もしくは、スタートボタンを右クリックして「タスクマネージャー」を選ぶのもアリです。
パフォーマンスタブをチェック
タスクマネージャーが開いたら、上部の「パフォーマンス」タブをクリックします。ここにはCPUやRAMなどさまざまなリアルタイムの情報が表示されており、一箇所で確認できます。最初は少し情報量が多くて圧倒されるかもしれませんが、左側のサイドバーにある「メモリ」を探してください。
メモリの詳細情報
「メモリ」セクションでは、搭載しているRAMの総量や使用状況、速度などが見られます。ただし、残念ながらこの画面だけではDDR3かDDR4かは判別できません。ちょっと不便ですよね。より正確な情報が必要な場合は、次のステップに進みましょう。
CPU-Zを使えば確実に分かる
そこで登場するのが、「CPU-Z」という無料のツールです。公式サイトからダウンロードできます — こちらのリンク。インストールすれば、ハードウェアの詳細情報を詳しく見られ、RAMがDDR3かDDR4かも一目でわかります。
CPU-Zの結果の見方
CPU-Zを起動し、「メモリ」のタブに移動してください。そこで、メモリのタイプ(DDR3またはDDR4)、速度やタイミングなどがはっきりと表示されます。この情報をもとに、アップグレード計画やトラブルシューティングがスムーズに進みます。ただし、作業前にお使いのマザーボードがどちらに対応しているかも確認しておくと安心です。
RAMタイプの確認に役立つ簡単なコツ
まずはタスクマネージャーのパフォーマンスタブでざっくりと確認してみましょう。必要に応じて、より詳しい情報を得たいときはCPU-Zを使うのがおすすめです。また、マザーボードの仕様も併せて確認しておくと良いでしょう。互換性の問題は後々面倒になることもあるためです。公式のマザーボード取扱説明書やメーカーのWebサイトで情報を確認してください。
また、信頼できるソフトウェアのみをダウンロードし、常に最新の状態にしておくことも忘れずに。怪しいサイトからのダウンロードは避けましょう。
コマンドプロンプトやPowerShellでも確認可能
コマンドラインに慣れている方は、以下の方法も試せます:
- PowerShellを管理者権限で開き、次のコマンドを入力します:
Get-WmiObject Win32_PhysicalMemory | Select-Object Manufacturer, MemoryType, Speed
これにより、MemoryType
の値が24ならDDR3、26ならDDR4を示しています。 - または、コマンドプロンプトを開き、
wmic memorychip get MemoryType, DeviceLocator, Speed
こちらも同じく、MemoryType
の値を調べてください。
注意:これらの値は数字で表示されるため、何を意味しているのか調べる必要があります。
DDR3とDDR4についてよくある質問
DDR3とDDR4の違いは何?
DDR4は最新世代のメモリ規格です。より高速で消費電力も少ないため、ゲームやマルチタスクのパフォーマンス向上に役立ちます。最新のPCやアップグレードをお考えなら、DDR4を選ぶのが賢明です。
DDR3とDDR4のRAMは併用できる?
基本的には不可です。物理的な形状や電気的仕様が異なるため、一緒に使うことはできません。互換性の情報は、マザーボードのマニュアルや公式サイトで必ず確認してください。
Windows 11で正確なRAMの速度はどうやって確認する?
タスクマネージャーでもザックリ把握できますが、正確な速度を知るならCPU-Zがおすすめです。ハードウェアから直接速度を読み取る仕組みなので、確実に本当の情報が得られます。
なぜタスクマネージャーはRAMの種類を直接教えてくれないの?
タスクマネージャーは基本的なパフォーマンス監視ツールのため、詳細なハードウェア情報には対応していません。RAMの種類などの詳細を知るには、CPU-Zといったサードパーティ製のツールが便利です。
DDR3からDDR4に乗り換えるのは良いアイデア?
多くのユーザーがアップグレードのメリットを感じています。特にゲームや重いマルチタスクには効果的です。ただし、事前にマザーボードやCPUが対応しているかどうかを確認しましょう。
最後に:自分のRAMの確認まとめ
Windows 11でRAMがDDR3かDDR4かを調べるのは簡単なことではありますが、どこを見ればわかるかを押さえておくと安心です。まずはタスクマネージャーでざっくりとした情報を得て、詳しい内容を知りたい場合はCPU-Zを使いましょう。この知識は、アップグレードだけでなくトラブル解決にも役立ちます。互換性の確認や、ソフトウェアのダウンロード時には注意を払いましょう。不要なトラブルは避けたいものです。
この記事がお役に立てば幸いです。時間や手間を節約できること間違いなしです!
- まずはタスクマネージャーを開く (Ctrl + Shift + Esc)
- パフォーマンスタブに進む
- メモリの情報を確認
- CPU-Zをダウンロード(公式サイトから必ず入手してください)
- CPU-Zのメモリタブで、RAMがDDR3かDDR4か確認