Windows 11でHEICファイルを開くのは、以前はちょっと面倒に感じることもありました。コーデックを探したり、拡張機能をインストールしたり、うまく動作するかドキドキしながら待ったり。難しいわけではないのですが、Windowsは必要なものが何かをわかりにくくしていることも多く、ストレスを感じることも。ですが、少し設定をすれば、他の写真ファイルと同じようにサクッと開けるようになります。まるでシステムに適した道具を渡して、赤ちゃんのようにその奇妙な.HEICファイルを無言で見つめる必要がなくなる、といった感じです。一度インストールすれば、標準の「Photos」アプリ(またはお好みの写真ビューア)で高効率の画像をすぐに開けるようになり、変換やサードパーティーアプリの手間も省けます。設定さえ済めば、スムーズにHEIC画像の閲覧ができ、もうストレスなく次々と楽しめるでしょう。
Windows 11でHEICファイルを開く方法
では、ストレスなくやり方を見ていきましょう。手順はシンプルですが、細かいところでつまづきやすい部分もあるので、トラブルを避けるポイントも併せて解説します。Windowsは必要以上に複雑にしがちですが、このガイドを使えばあっという間にHEICに対応できるようになりますよ。
Microsoftストアを開いてコーデックを入手する
まずはMicrosoftストアを起動します。タスクバーにアイコンがあるか、もしくはWin + Sキーを押して「Microsoft Store」と入力してもOKです。ストアが開いたら、HEICを認識させるための拡張機能を探します。検索欄に「HEIF Image Extensions」と入力してください。これがHEIC画像のサポートを可能にするコーデックです。
このコーデックは、Windowsに標準搭載されていないため、必要になることがほとんどです。一部のビルドにはすでに入っていることもありますが、多くの場合はMicrosoftストアからインストールします。正規のMicrosoft製アプリなので、不審なダウンロードは不要です。あっという間にダウンロードとインストールが完了しますので、「入手」や「インストール」をクリックしてください。
インストールと動作確認
「入手」をクリックすると、Windowsが自動的に処理してくれます。場合によってはすぐに使えることもありますが、多くは再起動が必要となるケースも。やっぱりWindowsは少し面倒くさいですね(笑)。インストール後にちゃんと反映されているか確認するには、設定 > アプリ > インストール済みアプリの一覧からHEIF Image Extensionsを探します。見つかればOKです。見つからない場合は、再度検索したり、再起動してみてください。
ちなみに、Microsoftストアのダウンロードと更新セクションを定期的に確認しておくと、バグ修正や新しいHEICフォーマットのサポートアップデートを見逃さずに済みます。アップデートを怠ると、せっかくのコーデックが動かなくなることもあるので注意してくださいね。
HEICファイルを開いてみる
次に、Explorer(エクスプローラー)でHEIC画像を見つけてダブルクリックします。すると、標準のPhotosアプリで開くはずです。もし別のアプリで開いてしまう場合は、ファイルを右クリックして開く > アプリを選んで開くからPhotosを選びましょう。最初は設定がデフォルトで他のビューアになっていることもありますが、一度Photosを既定のアプリに設定しておけば、その後は自動的に開きます。
注意点として、パソコンに複数の写真ビューアをインストールしている場合は、設定 > アプリ > 既定のアプリからHEICやHEIFの形式を検索し、Photosを既定のアプリに設定しなおす必要があります。
定期的なアップデートを忘れずに
最後に、コーデックのアップデートも定期的にチェックしましょう。Microsoftストアを開き、プロフィールアイコンからダウンロードと更新へアクセスします。最新バージョンを維持しておけば、新しいHEIC形式やバグ修正に対応でき、スムーズに動作し続けます。Windowsのアップデートに合わせてコーデックも最新にしておくと安心です。
また、どうしても問題が解決しない場合や、手軽にHEICを開きたいときは、サードパーティのビューアやコンバーター(例:IrfanViewやオンラインツール)を使うのも一つの手です。ただし、今回紹介したコーデックだけでも十分対応できますので、まずはこれを試してみてください。
これで、何か時間の節約になるといいですね。設定さえ済ませてしまえば、後はダブルクリックですんなり開き、快適に画像を楽しめるはずです。
まとめ
- Microsoftストアを開く
- 「HEIF Image Extensions」を検索
- 「入手」してインストール
- HEICファイルはPhotosやお好みのビューアで直接開く
- 定期的にアップデートを確認しておく
最後に
Windows 11でHEICをサポートするのは決して難しい作業ではありません。適切なコーデックをインストールすれば、面倒な作業もほとんどなく、iPhoneや最新デバイスからの画像も快適に閲覧可能に。システムをこまめにアップデートし、Photosを既定のビューアに設定しておけば、もう迷うことなく高効率の画像を楽しめるはずです。少しでもお役に立てば幸いです。これで、余計な検索や試行錯誤に時間を取られることも減るでしょう!