Windows 11でスライドショーを作る方法:初心者向けステップバイステップガイド

Windows 11でスライドショーを作るのはそこまで難しいことではありませんが、意外と複数のやり方があって迷ったり、余計に手間取ったりすることも。家族の思い出写真や学校のプロジェクトに使いたいなら、標準のツールで済ませるのがおすすめです。例えば、「フォト」や「PowerPoint」などですが、思い通りに動かないこともあります。

Windows 11でスライドショーを作る方法

ここでは、Windows 11に標準搭載されているアプリを使った作り方をご紹介します。設定も簡単で、追加のインストールも不要。ただし、凝ったエフェクトを使いたい場合はPowerPointがお役立ちです。誕生日や報告書、かわいい猫の写真集など、用途に合わせてこの方法を試してみてください。面倒にならずに見栄えの良いスライドショーを作るのに役立ちます。

Step 1:使うツールを決める

多くの人は、サクッと作れる「フォト」アプリと、自由にアニメーションやテキストを追加できる「PowerPoint」のどちらかを選びます。フォトは操作も簡単で「セットして放置」できるのが魅力。対してPowerPointはこだわり派にぴったりです。

Step 2:アプリを起動する

まずは「スタート」メニューからアプリを探しましょう。フォトは花のアイコン、PowerPointはOfficeの一部ですので、「Microsoft Office」内にあります。見つからない場合は検索したり、タスクバーにピン留めしておくと便利です。

Step 3:画像を取り込む

フォトの場合は「作成」>「音楽付きカスタムビデオ」を選びましょう。PowerPointの場合は「挿入」>「写真アルバム」をクリック。それだけです。たくさんの写真を一つにまとめて整理できます。ただし、最初はアプリがフリーズしたり、すべての画像が正しく表示されなかったりすることもあるので、こまめに保存しましょう。

Step 4:トランジションやエフェクトを追加

ここが一番楽しい部分でもあり、少し面倒な部分でもあります。フォトでは音楽やスライド時間の調整ができ、PowerPointは「トランジション」タブでさまざまなエフェクトを選べます。フェードやワイプ、3Dエフェクトなどを試してみてください。タイミングを工夫すると自然な仕上がりになります(1~2秒くらいがちょうど良いことが多いです)。

Step 5:保存して共有

完成したら「エクスポート」や「名前を付けて保存」を行います。フォトでは動画形式(MP4)で出力され、SNSや動画共有サイトにアップしやすいです。PowerPointは動画として出力したり、PPTXファイルのまま保存したりできます。動作環境によってはエクスポート時にエラーになることもあるので、その場合は再起動や別の形式を選びましょう。仕方ないですが、Windowsはなにかと面倒ですから……

というわけで、これであなたのスライドショーが完成します。流れやトランジション、音楽も加わって、ちょっとしたプレゼンやSNS投稿にぴったりの仕上がりになるはずです。

Windows 11でスライドショーを作るコツ

  • トランジションをいろいろ試してみてください。テンプレや奇抜なエフェクトも、見慣れた人には新鮮に映ることも。もちろん、恥ずかしくなる場合もありますが…。
  • 音楽はシンプルに。音が大きすぎたり、雰囲気と合わなかったりすると逆効果です。派手すぎず、控えめに。伝えたいイメージに合わせて選びましょう。
  • 最終のエクスポート前にプレビューを忘れずに。画面上では良さそうでも、実際に見てみるとちょっと違うこともありますからね。
  • 時間配分も重要。さっと見せたいだけなら、長すぎずコンパクトに仕上げて。尺に合わせて調整しましょう。
  • こまめに保存を。Windowsはたまに落ちることがあるので、保存しながら作業してください。

よくある質問

フォトアプリで音楽を追加できますか?

はい、標準の曲を選ぶか、自分の音楽ファイルを追加できます。ただし、エクスポート形式によって一部の曲が使えない場合もありますので注意してください。

PowerPointで写真の並べ替えはどうやるの?

簡単です。写真アルバムのダイアログや、シンプルなスライド一覧(スライドソーター)ビューでドラッグ&ドロップすればOKです。見つけるのは少しコツが必要ですが、一度覚えれば快適です。

エクスポートできるファイル形式は何がありますか?

フォトは基本的にMP4動画として保存され、PowerPointは.pptxや.pdf、動画などの形式が選べます。手早くSNSにアップしたいならMP4がおすすめです。

作った後でも編集はできる?

もちろんです。両アプリとも、一度保存した後でもプロジェクトを再度開けば、画像や音楽、トランジションの調整が可能です。

テキストのオーバーレイを追加したいのですが?

PowerPointなら簡単にできます。テキストボックスを挿入タブから使えばOKです。フォトでも可能ですが、少し工夫が必要です。スライドに文字を入れてからエクスポートすれば、それなりに対応できます。

まとめ

  • 使いたいツールを選ぶ(フォトかPowerPoint)
  • 写真を取り込み、配置や順番を整える
  • トランジションや音楽を追加して調整
  • プレビューして保存・エクスポート
  • みんなに見てもらって感想を楽しむ

何かの参考になれば幸いです。Windowsはたまにフリーズするので、こまめな保存と再起動の準備をしておくと安心です。素敵なスライドショー作りにチャレンジしてみてください!