Windows 11でオリジナルアイコンを作成する方法:ステップバイステップガイド

Windows 11で自分だけのカスタムアイコンを作るのは思ったより簡単です。ただ、ドラッグ&ドロップだけで済むわけではありません。フォルダやアプリのアイコンをもっと目立たせたいなら、こちらの方法がおすすめ。少し手間はかかりますが、アイコンのキャッシュや更新で戸惑うこともあります。でも安心してください。良いICOファイルを用意して、プロパティから設定するだけなので、慣れればとても簡単です。

Windows 11でオリジナルアイコンを作る方法

ほとんどの場合、特定の画像をアイコンにしたいときに役立ちます。注意点として、Windowsはアイコンをかなり積極的にキャッシュします。そのため、すぐに反映されないこともありますし、手動でキャッシュをクリアする必要が出てくることもあります。初めは少し面倒に感じるかもしれませんが、後で説明しますね。

ステップ1:画像を選ぶか作る

最初に、フォルダやアプリのアイコンとして使えそうな画像を見つけるか、自作しましょう。小さなサイズでもはっきりわかるシンプルなデザインがおすすめです。細かすぎると縮小したときに歪んでしまいます。画像編集ソフト(Photoshop、GIMP、Paint.netなど)で調整したり、ネットから適当な画像を拾ってきてもOKです。ちなみに、アイコンにはサイズが重要。256×256ピクセルくらいが無難ですが、小さめでも十分です。

なぜ? 高解像度の画像はきれいに表示され、アイコンの見た目が良くなるからです。逆に低画質だとぼやけてしまい、高解像度のディスプレイではかえって格好悪く見えることもあります。

いつ使う? オリジナルや個人的なデザインに差し替えたいときですね。

気をつけること: 画像をICOに変換した後、透明部分や枠線が崩れることがあります。これはなぜか不明ですが、複数の画像を試す価値はあります。

ステップ2:画像をICO形式に変換する

次に、その画像をICOファイルに変換します。無料のオンラインツールもたくさんあります。例えばconvertico.comicoconverter.comなどです。アップロードしてICOに変換し、必要なサイズを選びましょう。多くの変換ツールは16×16、32×32、128×128、256×256などを選べます。Windowsの場合は大きめのほうが見栄えが良いですが、小さなアイコンは起動も速くて感じ悪くありません。

ちょっとしたコツ:最初の変換がうまくいかないことや、ピクセル化されたアイコンになる場合もあります。そのときは再変換や別のツールを試してください。

また、Windowsはアイコンをキャッシュしているので、新しいICOにすぐ切り替わらないこともあります。気長に待つか、デスクトップをF5リフレッシュしたり、エクスプローラーを再起動しましょう。

ステップ3:対象のファイルまたはフォルダのプロパティを開く

次に、アイコンを変更したいフォルダやショートカットを右クリックし、プロパティを選択します。フォルダの場合は通常、カスタマイズタブを開きます。ショートカットの場合は、ショートカットタブです。

ポイント: アプリのショートカットのアイコンを変更する場合は、プロパティ > ショートカット > アイコンの変更から行います。フォルダの場合は、プロパティ > カスタマイズ > アイコンの変更です。

ステップ4:アイコンを変更する

さあ、やっとの本番です。ここでICOファイルを指定します。保存場所を探して選択し、開くをクリックします。その後、OKを押してください。場合によっては適用ボタンも押す必要があります。変更が反映されるまで少し待つといいでしょう。ちなみに、Windowsはアイコンをキャッシュしているので、すぐに新しいアイコンが反映されない場合もあります。そのときはデスクトップのリフレッシュや、エクスプローラーの再起動を試してください(タスクマネージャーから<コード>Windowsエクスプローラーコード>を再起動)。

ステップ5:完了!アイコンを楽しもう

設定が完了したら、通常は自動的に表示が切り替わりますが、時には反映にタイムラグがあることも。違和感があれば、デスクトップをF5で更新したり、エクスプローラーを再起動してみてください。また、キャッシュの影響で変更がなかなか反映されない場合、以下の方法でキャッシュをクリアできます:

  • エクスプローラーを開く
  • パス:%LocalAppData%\Microsoft\Windows\Explorerに移動
  • IconCache.dbを削除して、PCを再起動するか、エクスプローラーをもう一度再起動します

これでWindowsがキャッシュを再構築し、新しいアイコンを表示します。面倒ですが、確実に反映される方法です。

Windows 11でオリジナルアイコン作りのヒント

  • 高解像度の画像を使うと、より鮮明なアイコンに仕上がります。
  • ファイル名は短めでわかりやすく。長すぎると扱いにくくなります。
  • 多くのアイコンをカスタマイズする場合は、色やテーマを変えると見やすくなります。
  • さまざまな背景で見たときの見え方も確認しましょう。暗い壁紙や明るい壁紙で違いが出ます。
  • ICOファイルやオリジナルアイコンはバックアップしておくと安心です。元に戻したいときに便利です。

よくある質問

好きな画像はそのままアイコンにできる?

ほぼ大丈夫です。ただし、ICO形式に変換した後は、見た目や透明部分に注意してください。細かすぎる画像は縮小時に汚くなることもあります。

カスタムアイコンはシステムの動作に影響しない?

特に問題ありません。Windowsはアイコンの処理も比較的効率的です。ただし、大きなICOファイルや大量のアイコンを使うと、一時的にキャッシュの再構築が遅くなることがありますが、大きな影響はありません。

元のアイコンに戻すにはどうしたらいい?

プロパティの「アイコンの変更」から、デフォルトのアイコン(システムファイルのもの)を選び直すか、もとの状態に復元してください。

アプリのアイコンも作れる?

もちろん可能です。ショートカットのアイコンを変えるだけです。アイコンの場所を自分のICOに設定するだけですね。

カスタムアイコンを使うリスクは?

信頼できないソースからICOをダウンロードするとリスクがあります。信頼できるサイトから入手する、もしくは自作したものを使うのが安心です。また、ウイルス対策ソフトもお忘れなく。

まとめ

  • 良さそうな画像を選ぶか作る
  • ICO形式に変換する
  • 右クリックからプロパティを開く
  • アイコン変更の項目からICOを指定
  • 反映させるためにリフレッシュや再起動

これでデスクトップの見た目もバッチリ!少し時間はかかるかもしれませんが、自分だけの個性的なデスクトップを作るお手伝いになれば幸いです。アイコンキャッシュのトラブルもありますが、そのときは再起動やキャッシュクリアを試してくださいね。頑張ってカスタマイズを楽しんでください!