Windows 11でMicrosoft Edgeをもう使いたくない?そうですよね、ちょっと面倒に感じることも。もちろん、Windowsはわざとややこしくしているところもあります。でも、今回はほとんどのケースで効果的な信頼できる方法をご紹介します。それはPowerShellを使うやり方です。完璧ではないこともあります(権限の問題や、Edgeが頑としてアンインストールを拒むこともあります)が、基本的にはうまくいきます。ただし、管理者権限が必要ですし、うまくいかない場合は数回再起動が必要になることもあります。
PowerShellでMicrosoft Edgeを完全削除するステップバイステップ
この方法は、システムに潜むEdgeのパッケージを見つけ出して、それを削除する作業です。ちょっと頑固なアプリを消す感じに似ていますが、Edgeはシステム深くに入り込んでいるため、正確に操作する必要があります。
ステップ1:管理者としてPowerShellを開く
まず、スタートボタンを右クリックして、Windows Terminal (Admin)またはWindows PowerShell (Admin)を選択します。ユーザーアカウント制御のダイアログが出たら、「はい」をクリックしてください。管理者権限がないと、Windowsはシステムアプリ(Edgeなど)のアンインストールを許してくれません。残念ながら、これが必須です。
ステップ2:Edgeパッケージを探す
次のコマンドを入力します:
Get-AppxPackage *MicrosoftEdge*
そして、Enterキーを押してください。これは、「Edgeに関連する全てのパッケージをリストアップしてくれ」とPowerShellに指示している状態です。出力は少し多くてびっくりするかもしれませんが、重要なのはPackageFullNameの部分です。次のステップで使います。
ステップ3:PackageFullNameをコピーする
結果をスクロールして、PackageFullName
で始まる行を見つけてください。それはたとえば、Microsoft.MicrosoftEdge.Stable_XX.X.XXXX.XX_neutral__XXXXXX
のようになっていることが多いです。その行全体を丸ごとコピーしましょう。これが成功の鍵を握っています。というのも、マシンによってはIDや出力内容が異なることもあるからです。何度か実行したり、コマンドの微調整が必要になる場合もあります。
ステップ4:Edgeを削除する
Remove-AppxPackage <PackageFullName>
ここで、<PackageFullName>の部分を先ほどコピーした文字列に置き換えます。例を挙げると:
Remove-AppxPackage Microsoft.MicrosoftEdge.Stable_XX.X.XXXX.XX_neutral__XXXXXX
これを実行すると、Edgeがアンインストールされる、または少なくともアプリ一覧から見えなくなるはずです。ただし、完全に消えないこともあります。その場合は、もう一度PowerShellを起動したり、再起動してみると効果が出ることもあります。最初は壁に当たることもありますが、再起動を繰り返すことで、最終的には消えるケースも多いです。
ステップ5:削除できたか確認しよう
次のコマンドを実行します:
Get-AppxPackage *MicrosoftEdge*
何も表示されなければ、成功です。もしまだ残っているようなら、もう一度削除コマンドを実行したり、再起動して確認してください。ちなみに、Windowsのアップデートやシステム修復によって、Edgeが再び現れることもあるので、その点は覚えておきましょう。
覚えておきたいちょっとしたコツ
- データのバックアップ:念のため、作業前に復元ポイントを作っておくと安心です。
- 操作は慎重に:タイポ一つでもWindowsが警告を出したり、逆に間違ったものを消してしまう可能性もあります。
- 安定したインターネット環境:アップデートやブラウザの代替をダウンロードする際に役立ちます。
- 管理者権限の確認:管理者権限がないとこの作業はできません。必ず管理者アカウントで行いましょう。
- システム復元ポイントの作成:万が一に備えて、システムのスナップショットを取るのがおすすめです。
よくある質問
なぜEdgeを削除したいのですか?
正直、ChromeやFirefoxなど他のブラウザのほうが使いやすいと感じる人もいますし、Edgeにはあまり馴染めないという声も。また、不要なプレインストールのアプリを減らして、すっきりさせたいという理由もあります。
Edgeはまた復活しますか?
はい、可能です。必要ならMicrosoft Storeや公式サイトから再インストールすればOKです。Windowsは完全にEdgeを隠すのは難しいので、また現れることも覚悟しておきましょう。
アンインストールはリスクがありますか?
基本的には、他にブラウザがインストールされていれば大きな問題はありません。ただし、一部のWindows機能やリンク、システム設定が期待通りに動かなくなる可能性もあるので注意してください。多くのユーザーが問題なく削除できていますが、自己責任で行いましょう。
Edgeを削除したらWindowsは壊れますか?
おそらく大丈夫ですが、デフォルトのリンクやシステムの一部が新しいブラウザに自動的に切り替わることがあります。また、Windowsのアップデートによって再インストールされたり、復元されたりすることもあります。ちょっとした猫と鼠のゲームのような感覚ですね。
削除後にEdgeを取り戻すことはできますか?
もちろんできます。Microsoft Storeや公式サイトから再インストールすればいいだけです。
簡単まとめ
- 管理者権限でPowerShellを起動
- Edgeのパッケージを検索
- PackageFullNameをコピー
- その名前でRemove-AppxPackageを実行
- 消えたかどうか確認
これで誰かの時間を少しでも節約できれば幸いです。Windowsは再びEdgeを再インストールしようとしますが、ブロックする方法もわかります。正直、システムアプリの削除はリスクも伴いますので、自信がない場合は慎重に。まずはシステムの復元ポイントを作るなどの準備をしてから作業しましょう。頑張ってください!