MS Wordでセクション区切りを削除する方法
Microsoft Wordのセクション区切りは、1つの文書内で異なるヘッダー、フッター、ページレイアウトを設定したい場合に非常に便利です。しかし、もちろん、面倒なこともあります。期待通りに動作しなかったり、余分なスペースができたり、書式がおかしくなったりすることがあります。ありがたいことに、セクション区切りを削除するのはそれほど複雑ではありませんが、どこを調べてどのコマンドを使うべきかを知っておく必要があります。ここでは、ユーザーがよく遭遇するこれらの問題と、頭を悩ませることなく解決する方法に基づいた簡単な手順をご紹介します。 方法1: 表示/非表示機能を使用してセクション区切りを削除する 役立つ理由:Wordで隠れた書式設定記号がすべて表示されるため、目に見えない厄介なセクション区切りを簡単に見つけられます。特に、文書が雑然としていて、どこに何が隠れているのかわからない場合に便利です。 適用できる場合:異なるソースからコピー&ペーストしたり、テンプレートからセクションを複製したりすると、セクション区切りが積み重なって書式が乱れてしまうことがよくあります。「セクション区切り(次のページ)」や「連続」などのラベルが付いた点線が表示されることがあります。レイアウトがおかしく、間隔がおかしくなっている場合は、この方法を試してみる価値があります。 期待される効果:完了すると、セクション区切りがなくなり、ドキュメントのレイアウトがより統一されます(少なくとも理論上は)。設定によっては、セクション区切りを削除すると若干のずれが生じる可能性があるため、必ず後で書式設定を確認してください。 プロのヒント:一部の機種では、一度削除するだけではうまくいかない場合があります。複数回クリックするか、改行部分をドラッグして一度に削除する必要があります。また、改行を削除した後は、ヘッダー/フッターのリンクを再確認することが重要です。改行部分が意図しないヘッダー/フッターにリンクされている場合、リンクが切断されることがあります。 やり方: 「ホーム」タブに移動して、あの奇妙な段落記号ボタンを見つけてください。これは「表示/非表示」という名前で、¶記号が付いています。または、 を押すだけでもCtrl + Shift + 8いいです。覚えておけば、こちらの方が速いです。 段落記号やセクション区切りなど、さまざまな隠れた要素が表示されます。これらは、「セクション区切り (次のページ)」などのラベルが付いた点線で表示されます。 セクション区切りの先頭にカーソルを置き、Deleteキーを押します。必要に応じて、特に二重区切りの場合や行が進まない場合は、この操作を繰り返します。 表示/非表示ボタンをオフにして、ドキュメントの見栄えが良くなったかどうか再度確認してください。改ページを削除すると、表示がずれてしまう場合があるので、ページを慎重に校正してください。 方法2:検索と置換でセクション区切りを削除する セクション区切りが大量にあって、それをすぐに削除したい場合に最適です。つまり、一つ一つクリックすることなく、一気にすべて削除したい場合です。特に、ドキュメント内に複数のセクション区切りが乱雑に配置されている場合、これは定番の回避策です。 役立つ理由:一括削除は、特に巨大なドキュメントの場合、時間を節約し、テキストに埋もれた隠れた改行を見逃す可能性を減らします。「検索と置換」を使用すると、^b(セクション区切りマーカー)などのコードが検索され、一度にすべて削除されます。 適用できる場合:ドキュメントがおかしな箇所で途切れたり、ヘッダーとフッターが正しく同期しなかったりする場合は、この方法ですぐに修正できます。ほとんどの場合、修正後は、すっきりとしたきれいなドキュメントが表示されるはずです。 期待される結果:余分な改行がなくなり、流れがスムーズになり、書式もすっきりします。ただし、セクション区切りを削除すると、ページ番号やヘッダーが異なる方法でリンクされている場合、正しく表示されないことがあるので注意してください。この手順を実行した後は、必ず内容を確認してください。 方法は次のとおりです。