Windows 11にCodeBlocksを導入する際に知っておきたいポイント Windows 11にCodeBlocksをインストールするのは意外と簡単に思えるかもしれませんが、実際は予想外のトラブルに見舞われることもあります。基本的には公式ウェブサイトから適切なバージョンをダウンロードし、インストーラーを走らせるだけですが、ちょっとしたコツや注意点も押さえておきたいところです。セットアップファイルをダウンロードして、インストールを進めるだけ―そんなに難しくなさそうですが、実際はそうもいきません。ここでは、より現実的な対処法を紹介します。 インストールの流れを見てみよう まず最初に、公式のCodeBlocksサイトにアクセスしましょう。検索エンジンで「CodeBlocks」と入力すれば、最上位に公式サイトが表示されます。この公式サイトからのダウンロードが安全で、マルウェアや不要なソフトを避けるためには絶対に推奨します。サイトにアクセスしたら、Windows 11に対応している最新のバージョンを選びましょう。互換性の問題はしつこいので、ここは念入りに選ぶことが大切です。 適切なバージョンを選ぶ サイト上には複数のダウンロードオプションが並んでいます。Windows用のものを選びましょう。ちょっとしたコツ:あらかじめプリインストール済みのコンパイラが付属している「MinGW」付きバージョンを選ぶと時間短縮になります。Windows 11は古いソフトウェアに対して敏感な面もあるため、なるべく互換性の高い最新版を選ぶのが賢明です。通常は「CodeBlocks setup.exe」ファイルをダウンロードします。そのダウンロードページの「ダウンロード」セクションから取得しましょう。 セットアップファイルのダウンロード 正しいバージョンを選んだら、ダウンロードボタンをクリックします。ファイルはデフォルトの「ダウンロードフォルダ」に保存されるはずです(変更していなければ)。おすすめは、ファイル名を例えば CodeBlocks-20.03-setup.exe のようにしておくこと。後から見つけやすくなります。ダウンロード中は気長に待ちましょう。通信速度によっては一瞬で終わることもあれば、少し時間がかかるかもしれません。 インストーラーを実行する ダウンロードが完了したら、そのセットアップファイルを見つけてダブルクリックします。Windows 11では、「このアプリは不明な発行者からのため信頼できません」などの警告が出る場合があります。その場合は、「はい」または「実行」を選択しましょう。必要に応じて、「詳細情報」をクリックしてから「実行」へ進むこともあります。インストール先のディレクトリを尋ねられるので、特に指定がなければデフォルトの場所(例:C:\Program Files\CodeBlocks)を選ぶと良いです。 インストールを完了させる 指示に従って進めていき、ライセンス条項の同意やインストールフォルダの選択画面では、特別な理由がなければデフォルトのまま進めるのが無難です。最後に「インストール」ボタンを押せば、インストールが開始されます。進行状況を示すプログレスバーが表示され、完了するとCodeBlocksをすぐに起動できるオプションも出てきます。起動時にはインストール済みのコンパイラが検出されることが多いので、MinGWが選択されているか自動認識させるのがおすすめです。 ちなみに、最初にコンパイラが見つからない場合もありますが、その場合は一度再起動してみると解決することも多いです。 快適にインストールを進めるためのちょっとしたコツ この工程をスムーズに進めるために、次のポイントを押さえておきましょう。公式のCodeBlocksサイトからのみダウンロードしてください。非公式サイトからの取得はリスクが伴います。初心者の方は、「MinGW」付きのバージョンを選ぶと安心です。Windows 11のアップデートを忘れずに行っておくことも、互換性の問題を避けるコツです。インストール中にウイルス対策ソフトが警告を出す場合がありますが、その際はインストーラーを除外リストに入れるか、許可を与えましょう。また、管理者権限(右クリック→「管理者として実行」)でインストールすると、許可の問題を避けられることがあります。