HPノートパソコンのWindows 11をリセットする方法 — ステップバイステップガイド
HPのWindows 11搭載ノートパソコンをリセットするのは少し面倒に感じるかもしれませんが、システムの動きが遅くなったときや、初期状態に戻したいときには意外と便利な手段です。今回は、エラーや動作不良を解消しつつリセットする方法を詳しく説明します。もちろん、Windowsのアップデートやモデルによってメニューの表記や操作手順が少し異なる場合もあるので、見慣れない表示に戸惑わないでくださいね。 HPノートパソコンのWindows 11を安全にリセットするステップガイド リセットはパフォーマンスの向上やバグの解消に役立ちます。こちらの方法を参考に、安全に進めてみてください。まれに思い通りに進まないこともありますが、落ち着いて対処しましょう。 STEP 1:スタートメニューを開く 左下のWindowsアイコンをクリックするか、Windows+キーを押します。これでいつものスタートメニューが開きます。たまにメニューの起動が遅い、あるいは開かない場合もありますが、大抵は一、二回クリックすれば問題なく開きます。 STEP 2:設定を開く 歯車のアイコン、いわゆる設定アイコンを探してクリックしましょう。反応しないときは、Windows + Iのショートカットを使うと素早く開きます。設定はシステムの色々な調整ができる場所なので、慣れておくと便利です。古いパソコンやアップデート後は読み込みに時間がかかることもありますが、多くの場合数クリックでアクセス可能です。 STEP 3:システムに進む 設定画面の中でシステムを見つけてクリックします。最初に表示されるリストの上の方や近くにあります。見つけにくい場合は、設定画面の上部にある検索ボックスに「リカバリー」と入力するとあっさり見つかります。 STEP 4:リカバリーを選択 システムメニューの中からリカバリーを探してクリックしてください。以前のビルドやローカルの言語パックによっては、「トラブルシューティング」と呼ばれることもあります。ここがリセットの肝心な部分です。システムの動作がおかしいときや不具合が続くときには、まずこのページにアクセスしましょう。 STEP 5:このPCをリセット 「このPCをリセットする」をクリックします。次に、「ファイルを保持する」か「すべて削除する」を選ぶ画面が出てきます。ここは慎重に選びましょう。パフォーマンス改善のためのリセットなら、「すべて削除」を選んで一から仕切り直すのがおすすめです。少しの不調や軽いバグ修正なら、「ファイルを保持」して進めても良いでしょう。 なお、一部環境ではボタンが反応しづらかったり、オプションリストが表示されなかったりすることがあります。その場合は、パソコンを再起動して再度試みてください。また、リセット中は必ず電源につないでおきましょう。バッテリー残量がなくなると途中で失敗しますので注意です。 指示に従って進めると、システムのリセットが始まります。途中で理由を求められたり、問題点をスキャンする場合もあります。時間はパソコンの性能次第ですが、完了まで少なくとも30分以上かかることもあります。リセット後は初期設定画面が表示されるので、必要に応じて設定してください。ファイルを残す設定にした場合は、データもそのままあります。 HPノートパソコンのWindows