Windows 11でPDFファイルにパスワードをかける方法:ステップバイステップガイド
Windows 11でPDFにパスワードを設定するのは難しくありませんが、どこを見ればいいのかわからないと少し戸惑うことも。基本的には、しっかりとしたPDF編集ソフトやオンラインツールを使う必要があります。Windows標準のアプリでは直接パスワードをかけることができないからです。実は私も何度も試してみました。多くの場合、設定場所を見誤ったり、Wordだけでやろうとしてうまくいかなかったり、といったケースがあります。正しいやり方と失敗談を交えて、実践的なポイントをご紹介します。 Windows 11でPDFにパスワードをかける方法 大事なPDFにしっかりとロックをかけたいなら、信頼できるPDF編集ソフトを使うのがベストです。いくつもありますが、やはり業界標準のAdobe Acrobatがおすすめです。ちょっと急ぎの場合は、SmallpdfやILovePDFといった無料のオンラインツールも便利。ただし、セキュリティ面には注意してください。一部のサイトは安全性に不安がある場合もあるので、信頼できるサイトを選びましょう。ちなみに、Windowsがわざわざ難易度を高めているのは本当に困りものです。 方法1:Adobe Acrobatや有料のPDFエディタを使う すでに持っているなら最も簡単です。PDFをAdobe Acrobatで開き、ツール > 保護 > 暗号化 > パスワードによるセキュリティに進みます。するとパスワード入力のダイアログが出るので、複雑な文字列(大文字小文字、数字、記号混じり)を設定してください。なぜか最初は動作しない場合もありますが、その場合はアプリを再起動したり、システムの再起動を試してみてください。設定後は必ず保存し、もう一度開いてパスワードを求められるか確認しましょう。これで完了です。パスワード入力を求められたら成功です。 方法2:オンラインツール(例:SmallpdfやILovePDF)を使う ソフトの購入やインストールに抵抗がある場合は、オンラインサービスがお手軽です。smallpdf.com/protect-pdfやILovePDFのProtect PDF機能を利用しましょう。ファイルをアップロードし、強力なパスワードを設定して、「保護」ボタンを押すだけです。処理が終わったら暗号化されたPDFをダウンロードしてください。ただし注意点として、URLがHTTPSで始まる安全なサイトを選び、特に機密性の高い資料を扱う場合は信頼性を確認してください。最後に、パスワードを入力して開くことで本当に保護されているかどうかを必ず試してください。安全性は自己責任です。 方法3:無料のPDFエディタ(例:PDF-XChange EditorやPDF24)を使う 無料で使えるエディタの中にはパスワード保護機能を持つものもあります。例えば、PDF-XChange Editorなら無料で設定可能。ただし、最初はちょっと操作がわかりにくいかもしれません。一般的には、ファイル > ドキュメントの保護