Windows 11で電源offタイマーを設定する方法 — ステップバイステップガイド
Windows 11でシャットダウンタイマーを設定するのは特に秘密でも何でもありませんが、意外と知らない人が多いのも事実です。寝る前にPCを自動でオフにしたいときや、省電力を意識しているときに、とても便利な機能です。主な方法はコマンドプロンプトを使うことですが、定期的に自動でシャットダウンさせたい場合は、「タスクスケジューラー」も利用できます。面倒にならないように、手順を丁寧に解説しますね。 ステップバイステップ:Windows 11でシャットダウンタイマーを設定する方法 基本的にはコマンドラインを開いて、Windowsに何秒待つかを伝え、タイマーが0になったら自動でシャットダウンさせる仕組みです。ポイントはshutdownコマンドを使うこと。シンプルだけど効果的です。一部のPCでは、アップデート直後や設定次第で少し動作が不安定になることもありますが、再起動で解決します。では、そのやり方を見ていきましょう。 ステップ1:コマンドプロンプトを起動する Windowsの検索バーにcmdと入力し、コマンドプロンプトを右クリックして管理者として実行を選びます。管理者権限で開く必要があるのは、普通のコマンドプロンプトではシャットダウンのスケジューリングができないからです。もしメニューに出てこない場合は、スタートメニューから直接管理者権限付きで開いてみてください。 ステップ2:シャットダウンコマンドを入力する 次に、shutdown -s -t XXXXと入力します。XXXXは秒数を入れましょう。例えば、30分後にPCを自動でオフにしたい場合は1800秒です。設定次第では、タイマーが動き始めるときに画面に知らせるメッセージが出ることもありますが、出なくても動作します。数字を間違えたら、もう一度正しい秒数で打ち直せばOKです。 ステップ3:カウントダウンを確認する Enterキーを押すと、通常は画面の隅に「WindowsはX秒後にシャットダウンします」というメッセージが表示されます。画面が何らかの理由で反応しないこともありますが、それがサインです。最初は成功しないこともありますが、再起動すれば動き始める場合が多いです。短め(例:60秒)でテストしてから本番に使うと、間違いなく動くことを確認できます。 ステップ4:キャンセルしたいときは もしタイマーをキャンセルしたい場合は、そのままコマンドプロンプトにshutdown -aと入力します。これでキャンセルできますが、すでにシャットダウンが始まってしまった場合は効かないので注意してください。 ステップ5:定期的に自動シャットダウンさせたいなら、タスクスケジューラーを使おう 少しだけ設定が必要になりますが、毎日決まった時間に自動的にシャットダウンしたい場合にはこちらがおすすめです。タスクスケジューラーを開き(スタートメニューから「タスクスケジューラー」と検索)、基本タスクの作成を選択。名前をつけて、例えば「毎晩10時にシャットダウン」など設定し、頻度は毎日を選びます。次に、「プログラムの開始」を選択し、shutdownと入力、引数に-sを入れれば完了です。時間や頻度は細かく調整できるので、自分のスケジュールに合わせて設定しましょう。設定さえ済めば毎日自動化できてとても便利です。 シャットダウンタイマー設定のコツ 長時間の作業を終えたら、すぐにPCを自動で落とすタイマーを事前に設定しておきましょう。短い秒数(例:60秒)で試して動作確認をするのがおすすめです。 電源設定(スリープや休止状態など)とコンフリクトしないように調整しましょう。設定によっては、スリープにしてからシャットダウンしにくくなることがあります。 夜間の定期シャットダウンには、やはりタスクスケジューラーが便利です。予定が変わったら都度スケジュールも調整しましょう。 一部のコマンドはすぐに反映されないこともあるので、動作がおかしいときはPCを再起動したり、PowerShell(管理者権限)から実行したりしてみてください。ちょっとしたコツですが、効くこともあります。 よくある質問